逆向き瞑想

この逆向き瞑想法は、毎晩、寝る前にその日に起こった出来事を時系列を遡って観想する瞑想法です。

まず、一日の雑事を全て済ませて、布団に入るなりしてリラックスします。

座って瞑想する場合は、部屋にはイスとテーブルだけで、気の散る家具や絵画などのないシンプルな方がよく。また、視線を合わすための物(絵でも花でも可)をテーブルの上に置く。そして良質の香木で雰囲気を出すのもよいです。

ヤッズ★は、面倒なので布団に入ったまま行っています(笑)。

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そして目を閉じ、たった今、行ったり言ったりしたことから始めて、その直前のものに及び、さらにその前のものをたどって、その日初めて考えたことや行ったことにまで想いを遡ります。

そして「言葉」ではなく、「イメージ」を主体に思い出すように努めてください。

ちょうど、ビデオの逆戻しのように思い出す感じです。

このときの注意点を挙げると、一つ一つの出来事を思い起こすとき、虚心になって、全く自分のことではないような、つまり第三者的視点で想わないといけません。

また、一つ一つの行動、思考、言葉の結果を切り離して考察し、こいうった考えや気持ちが、なぜあの特別な結果の原因となったのかを見ようとしなければなりません。

このような考察がうまくいったと感じたら、さらにその前の出来事に移って行きます。

これをその日の最初まで遡って考察していくのです。

眠たくなって、途中で寝てしまってもかまわないし、日常生活で嫌な目にあって、思い出すのも嫌な場合も逆向き瞑想は行わなくても良いのです。

ただ毎日続けていく事が大切です。

この瞑想の効果としては、第一に、過去→現在→未来という時間に沿って考える通常の思考パターンを変化させるのに役立ちます。この思考パターンは現実世界では通用しますが、想念世界を探訪するには限界を感じるからです。

第二に、最初に結果を考え、その次に前に遡って原因を考えることで、自分の行為にたいして、都合のいい理由をつけることが困難になり、「偽りの自我」を制御できるようになります。

ここでいう「偽りの自我」とは、例えば、自分に自信が持てない人が、流行歌手とか有名人をまねすることで、自分もその人と同じようになったように錯覚する心の働きです。

また、先の記事「脳の正体」で、脳は都合のいい理由を後付けすると述べましたが、これなども「偽りの自我」です。

つまり、自分を偽る、言分けする自我のことです。

この瞑想法を続けていくと、実は無意識的に行っているにも関わらす、自分がこう行動を決めたのだという自分への言分け(嘘)がハッキリ分かるようになります。

ああ、今、自分は嘘を言ってるなとか、今まで気づかない心の働きが分かってきます。

なにか自分のなかにもう一人の人格=「嘘つきくん」がいるのが、分かります(笑)。

「お前いったい何者?俺の体を使って、何てこと言うの!」って感じで、冷静な心(=本当の自分)が冷めて見ています。


★寝ながら瞑想すると、首の付け根に結構負担が掛かります。気持ちよく瞑想するには安眠枕が超お勧め!「イタリアvsデンマーク」の頂上対決では、どちらの安眠枕に軍配があがるのか?

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