聖フランシスコ・ザビエル

フランシスコ・ザビエルって聞いたことありますよね?

日本に初めてキリスト教を伝えた宣教師ですが、彼もまた遺体が腐敗しなかったということです。

ヤッズ★は、今の今まで知らなかった(汗)。

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日本にキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエル(Dominus Franciscus de Xabier 1506~1552)は、1549年からの2年間の日本宣教の後、次の布教の地、中国へ向かったが、当時の中国は厳しい鎖国政策の為、広東に入ることが出来ず、その入国交渉途中に肺炎を患い、1552年12月3日に死去しました。

彼の遺体は、すぐさま石灰を入れた棺に入れられ、インドのゴアに運ばれたが、彼の遺体は腐敗せず、まるで生きているかのようであった。

これが評判となり、拝観者が絶えなかったと言われています。

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そんな時、ある一人の熱狂的な女性信者が、彼の足の小指と薬指を噛み千切って持ち去るという事件が起こり、この時から常時公開されていた彼の遺体の公開が10年に1回に変更されました。(2004年に公開、次回は2014年の予定)

また、列聖に加えるための証拠として、ローマのイエズス会本部より、彼の右腕を送れという指示が出て、彼の右腕は切断されローマに送付されました。

さらには内臓を送れという指示が続いて出され、遺体の腹は割かれ内臓はすべて摘出された。しかし、こちらは、その後いづこへか消え去ってしまった。

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この切り取られたザビエルの右腕は、1614年にローマのイエズス会ジェズ教会(Chiesa del Gesu)に安置され、現在に至ります。

また、ザビエル渡来400周年(1949年)と450周年(1999年)には、この奇跡の右腕が日本に来て、各地を巡回しました。

そういえば、ヤッズ★はジェズ教会に行ったとき、何か腕が飾られててキモイと思ったことを思い出した。

そーか、あれがザビエルの腕だったんだ(感動)。

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