白蟻(シロアリ)

西アフリカにキノコ栽培をするシロアリ(Isoptera)がいるそうです。

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からだのサイズや社会性昆虫であること等、アリと共通点が多いのですが、アリとシロアリは全く異なった昆虫です。

アリはハチ目の一員で完全変態する昆虫で幼虫は蛆のような形態をしていますが、シロアリは不完全変態昆虫で幼虫も成虫に似た外見をしています。どちらかといえば、ゴキブリやカマキリなどに近い生き物です。

シロアリは枯死植物を食べる昆虫で基本的には攻撃能力は低いのです。

彼らのなかで西アフリカのある種は、自分たちの家(蟻塚)に枯葉を持ち帰り、専用の培養室に設置し、葉に菌糸を付け、自分達の排泄物を栄養として与え、何度も葉を裏返してキノコを培養するのです。この栽培されたキノコであるシロアリタケは食べられ、かなり美味だそうです。

また、彼らのつくる家がすごい。

なんと、エアコン付きの超快適な家だそうです(笑)。

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高さ5mもあるオーストアラリアの蟻塚

彼らは、上の写真のような塚を200~300年かけてつくります。また地下は地表部の3倍程の大きさになります。

熱帯地方に生息するあるシロアリの蟻塚は、昼は涼しく夜は保温するように、塚内には空洞が至る所に走り、また外表部は放熱板のように熱を逃がしやすい構造をしています。地下の基底部は大広間となっており、そこで地下水と接して、水分を塚全体に毛細現象を利用して吸い上げ、地表部で気化させて全体から熱を奪い(気化熱)涼しくするのです。

その空洞の配列を参考にした空調設備がイギリスの建物にあるそうです。

彼らのちっぽけな脳に、どうしてキノコの栽培、社会性、エアコン付住居等の高度な技術、文化が記憶できるのか、ヤッズ★は不思議でなりません。

こういった習性とかは、実は脳やDNAに記録されているのはなく、シロアリという種の集団的無意識に記録されているのではないかとヤッズ★は睨んでいます。

あと余談として、シロアリの体の大半が消化器官で、材木などのセルロ-スを、栄養分に分解する細菌を体内に宿している。この細菌を上手く使えば、人類の食料難も解消できるかも知れないし、生ゴミの分解に応用できるかも知れないとのこと。

シロアリは、本当に興味深い生き物ですね。

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