東海三神山補完計画

マヤ予言の最終月12月の初日にエヴァQを家族で見に行きました。

内容は、、、、微妙だす。

前の「破」が良かっただけに、その設定が、、、、これはパラレルワールドなのか? カタルシスがない、、、TVシリーズ後半の悪夢が蘇る、、、再び庵野監督の欝状態が始まったのだろうか? う~む、、、これ以上はネタバレするのでやめときます。

ただ人類補完計画の概要はだんだんと掴めてきましたね。キーワードは「神殺し」です。以上はアニメでの架空の話ですが、現実世界での「人類補完計画」の方の解明はどうかといえば、エヴァQほど簡単にいかない。オイラの桃色の脳細胞やマン毛狂写輪眼の洞察眼(妄想眼)を持ってしても一筋縄ではいかない、、、(滝汗)

以前、徐福が定住した東海三神山(えい州山、方丈山、蓬莱山)はカバラの「生命の木」の三つの柱、男性原理を示す「慈悲の柱」、女性原理を示す「峻厳の柱」、その間の「均衡の柱」に該当すると述べましたが、この3つは牛神と蛇神の対立及びその後の均衡的融合であるフェニックスを明確に指し示している。

石巻山(えい州山)の麓には、夏王朝開祖・禹王の誕生地と同じ地名の「嵩山(すせ)」に蛇穴があり、また山頂にも小さいが「蛇穴」がある。麓から伸びる登山道路は七曲がり半で構成されており、まさに蛇が山を抱きながら蜷局(とぐろ)を巻いた状態。

実際、石巻のイシマキとは蛇が岩を抱いて蜷局(とぐろ)を巻いた状態を指す言葉でもあるのです。中腹の石巻神社(旧・美和神社)の神の使いは大木ほどの太さもある白い蛇ですが、ある日、村人が雨乞いの為に登山した際、この白いヘビが石に巻いているのを目撃し、霊水のコノシロ池を授けてくてたという伝説があり、この時の情景からこの山を「石巻山」と名付けたという。

嵩山蛇穴
(嵩山の蛇穴 土器・炉・石器・食料残滓などの縄文時代の定住跡も発見)

つまり、石巻山は「蛇」を記号に持っている場所。

一方、本宮山(方丈山)の麓には「牛の滝」(高さ10m*幅2mの雄滝、下流の高さ4mの雌滝)という滝があって、何でも2つの村の村人たちが水源で水争いしている時にゾウの大きさもある「黄色い牛」が突如現れ、争いどころではなくなり、翌日、水源に行ってみると巨大な滝が出来ていたという伝説から命名されたという。これは巨大な岩が地盤陥落で移動したのを比喩的に行っているのではないかと睨んでいます。

牛の滝
(牛の滝 意外と大きく良いところ)

崩落説以外にも、往古の神事に「殺牛殺神」という生贄行事があり、主に牛馬の首を落として神前に供え、神の怒りを抑えようと意図した儀式があります。この生贄の牛を「黄牛(あめうし)」と呼びますが、「牛の滝」にも「黄色い牛」と「水乞い」というキーワードがあることから、ここで雨乞い雨止みの神事で牛の首を捧げたのかもしれません。
※註 この牛や馬を生贄に捧げ神への供養とする名残が「絵馬」となって現在にまで残っている。

実際、大分県竹田市にはその名もズバリの「黄牛(あめうし)の滝」がありますが、昔、この滝に竜が住みつき村人に危害を加え困らせていた。そこへこの村を訪れた一人の僧侶が子牛の首をこの滝つぼに投げ込みこれを犠牲として竜を鎮めたが、このときの子牛の色があめ色(黄色)。それ以来この滝を「黄牛(あめうし)の滝」と呼ぶようになったという。滝を犠牲の場とすることがあるのです。本宮山の牛の滝もこれに該当するのかもしれません。

ここでは本宮山が「牛」という記号を持っていることが分かります。

蛇vs.牛の対立から一転、両者が不二不二の関係となって弁証法的に止揚(アウフヘーベン)したのが鳳凰(フェニックス)だろうと睨んでいますが、これはシュメール神話で語られる内容であるバアルの蘇りでもあるが、当然、蛇の蘇りでもある。2人で1人のバロロ~ム的な変身なのだす。

このフェニックスに該当するのが鳳来寺山(蓬莱山)。

確かに鳳来寺山には「鳳」という鳳凰(チャイニーズ・フェニックス)の字が付いている。鳳はオスで凰はメスですが鳳凰は両性具有ともいえる男性原理と女性原理の均衡状態でもある。元々、鳳来寺山には鳳凰が住んでいて、これに利修仙人が乗って文武天皇の病気平癒祈願を鳳凰に乗って参内したという伝承があり、ここから山名が付けられている。

鳳凰やフェニックスには「火」の属性がありますが、かつて鳳来寺山は「設楽火山」というカルデラ湖を持つ巨大な火山であったことから属性も一致している。そして、ここが徐福が探し求めていた不老不寿の妙薬(薬草群生地)であり、太陽が生じるという扶桑信仰の元となった扶桑樹(イチイの木?)が自生していた蓬莱山だったのです。
※註 語り部によると、蓬莱山は745年に大陥没を起こし大被害を発生。この時新城~石巻山にかけて隆起したという。この時の被害状況は乳岩を見れば想像が付く。また何故、石巻山の麓の「嵩山蛇穴」(標高50m)に貝塚があるかの謎もこれで解ける。

東海三神山

生命の木
(峻厳の柱・ポアズ=男性原理、慈悲の柱・ヤキン=女性原理 以前はこの逆に書いてしまっていた・汗。ただ創世記に従えば神→男(アダム)→女(イブ)となり、カバラの流れ「1→2(女性)→3(男性)」とは異なってしまうのです。この辺の鏡像関係は今後の洞察課題ですが、人間の交感神経は途中で左右反転しているのと同様に、形而上世界と物質世界では反転しているのかもしれない。スピではよく女性の心魂を持つのが男として生まれ、男性の心魂を持つと女として生まれると言われるが、これと関連するか?)

そして、この三神山からなる三角形の中心が新城市ですが、ここは天武天皇が「神仙の地」である東三川に都を遷都しようとした場所「新城(ニイキ)」です。

十一年三月、
小紫三野王及び宮内官大夫等に命じて、
新城に遣わしてその地形を見しむ。
よりて都作らむとす。
(古事記 天武紀)


更に12年12月には「都や王宮は1ヶ所ではなく、必ず二2、3ヶ所に造らなければならない。まず難波に都を造ろうと思うから、百僚は難波へ行って、各々自分の家を建てたいところを申請しなさい。」と下命したという。居留地を転々と移動する遊牧民族的な感じを受けますね。翌13年2月28日には三野(美濃)王が実際に信濃国に派遣されて、3カ月後の閏4月には出来上がった信濃の地図を進上したと記録されている。ただ記紀に貫徹する「東三川封印」から、ここは信濃国と記されたのだろうと睨んでいる。

語り部によれば、古くはここまで三河湾が深く入り込んでいたという。その証拠といえそうなのが、大海の「海」の字以外にも近くにある船着山。この名は初期大王家(カド族)の本拠地・岐阜県本巣市の船着山と同様、昔はここまで船が来ていた証拠といえる山名でもあるのです。
※註 多分、新城市は海だったので遷都地は大海地区だったと睨んでいる。新城市大宮には弥生時代後期~古墳時代前期(西暦2~3世紀)の集落遺跡の「石座神社遺跡」がありますが、この場所は大海地区手前の丘陵と平野部の境界に位置する場所で、当時の三河平野はこの辺まで海だった可能性が高い。

東三川
(この三角形の蛇→牛の途上には隠されセフィラ「ダアト」である照山がある。今、日本は夜明け前の最も暗いダアトの時なのだす。)

また少し上方には大海地区がありますが、海の近くでもないのに「海」が付くのも面妖な感じですが、ここは天武天皇(大海人皇子)が幼少~青年期に隠遁していた壬生の地であり、大海人皇子の名のもとになった地でもある。

それ以外にも、大海地区の南に隣接する「鳥居」は鳥居強右衛門(トリイスエモン)の磔刑地。これが暗喩するのは男性性・女性性を超越した原始の人間「アダムカドモン」。エヴァQ風に言えば「第二使徒リリス」その融合態「インフィニティ」ですが、これが位置する「鳥居」は日本のターミナルドグマとも言える場所なのです(爆)。

torii.jpg
(鳥居強右衛門磔刑の図 「鳥居」とは女陰を表す隠語で、ここから両性具有を暗喩)

ここまで書いていた時にハタと想い浮かんだのが、、、

オコツトがいうホロニックペンターブ

これは2つの対立する要素がそれぞれの反映を作り、合計4つが1セットとなって、これが次の起点となる。これをホロニックペンターブといい、この世の生成の推進原理的な構造なのだという。元素の周期律表もこれで説明可能なのだという。オイラはシュメールから始まった600年周期の文明の1/16伝播も4*4=16であり、この法則性と明確に関連すると睨んでいる。黄道周期2万4000年で「人間期1→変換人期1→人間期2→変換人期2」と遷移していくのも、このホロニックペンターブが元となっており、この4つの期間を得た後に次の新たなステージが始まるというわけです。これが現実世界の「人類補完計画」の概要。

さてさて、これを石巻山、本宮山、鳳来寺山で当て嵌めると、石巻山-反石巻山、本宮山-反本宮山の2つの対立構造を為す、この4要素が1セットとなり、次の起点になるのが鳳来寺山というわけです。

東海三神山02

この場合、石巻(蛇)に対するアンチ石巻(アンチ蛇)が3.11の事象。ならばフェニックスに至るには次にはアンチ本宮(アンチ牛)となるべき事象が発生するはず。それはサクラコード(日本三大桜に使徒が襲来)からは、西日本原発銀座である福井県を中心としたあたりだと睨んでいるが、、、そして、最終的には蓬莱山に相当する富士山に焦点が移って山体崩壊を伴う大噴火を起してこの第五太陽期が終焉し、てんしさま(おししさま?)誕生と共にニビルを親太陽とするニューワールド(第六太陽期)に移行となるのだろうか? これが鳳凰(フェニックス)の時なのか?

このホロニックペンタープ構造は、マリ帝国(旧ガーナ、スーダンで現マリ共和国)の「デミウルゴスの創造行為」と同じですね。

demiurge02.gif
(大英博物館所蔵のマリ帝国の「デミウルゴスの創造行為」の説明図。これが「富士の仕組・鳴門の仕組」)

図で特異点から1→2→3と湧出する物質化の過程は、カバラの生命の木では上から下方向に向かう流れになりますが、これが「デミウルゴスの創造行為」と呼ばれるものです。今は3→2→1へと特異点へ収束する直前にあるわけですが、これはオコツトがいう人間期から変換人期に移ることでもあるのです。

グノーシス主義では、旧約聖書に登場するヤハウェと名乗るデミウルゴスを固有名で「ヤルダバオート」と呼んでいますが、これはこの世を造った傲慢な創造主であり「偽の神」。創造神(サムシンググレート)からみれば、単なる造物神の下級神に過ぎないという。

「奈落を母とする若者」を意味するヤルダバオートはシリア語の合成語だといわれますが、可視的な中間界以下の領域を創造して支配する造物神デミウルゴスの1つ。「サクラ(サクラス)」あるいは「サマエル」とも呼ばれる。サマエルは「神の毒」「神の悪意」の意を持ち「赤い蛇」とも呼ばれるが、元々はローマの守護天使、火星の天使、エデンの園に棲んでいた蛇など様々な説があり、サタンと同一視されることもある。カバラにおいてはこの蛇がサマエルとされている。

samael.jpg
(ヤギの頭を持つサマエル。イルミシンボルとも共通する。)

どうりでサクラを狙って襲来するわけだ(滝汗)。
※註 そういえば、鈴原トウジの妹も「鈴原サクラ」だったな、、、また、エヴァQのテーマソングである宇多田ヒカルの『サクラ流し』も何か関連するか? 「サクラ流し=サマエルのポア=神殺し」とつながっていくが、、、、

ヤルダバオートはプレローマの中に生じた過失から生まれた「流産の子」とも称される。それ故に「奈落から生まれた若者」なのです。性格は「自分を超える神はいない」と豪語する無知蒙昧な神であるとされ、旧約聖書でも述べられている創造神(サムシンググレート)が持つ神の本質であるところの無償で永遠の「愛」「義」「美」という側面を「荒ぶる神」として成り済まして君臨し、人と神の間を引き裂いているといわれる。

このデミウルゴスであるヤハウェ(ヤルダバオート)は「初子を犠牲に差し出せ!」というように、非常にサディスティックな奴なのだす。

正に上からマリコなのだす~(爆)

プロビデンスの目
(プロビデンスの目)

こやつを「神殺し」しないことには、次の世界は開かないのかもしれんだす~。
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コメント

コメント(2)
こんにちは。真理ですね・・。

RALLY NEW WAVE

2012/12/02 21:09 URL 編集返信
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2012/12/07 23:53 編集返信
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