聖書の黙示録の降下してくる「神の国」、つまり
ニューエルサレムは千年の間続くとされ、これ故に「千年王国」と呼ばれる。
その後、
サタンが一時的に解放され千年王国が終焉し、最後の審判が行われるとなるのですが、欧米では現在がDOOMSDAY(最後の審判の日、世界の終末の日)だとし騒がれていますが、このストーリーからだと千年王国が先にあって最後の審判はその後にあり、現時点ではDOOMSDAYとはならないのです。
この千年王国を名に持つマンガとして
水木しげる氏の『悪魔くん 千年王国』がありますが、その中で使われ今でも頭に残っている言葉、、、
「エロイム エッサイム」
(悪魔くんとメフィスト)
これは悪魔くんが
メフィストらの悪魔や使徒を呼び出す時に唱える召喚呪文ですが、
「エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!エロイムエッサイム、朽ち果てし大気の聖霊よ!万人の父の名のもとに行う、我がもとめに答えよ!エロイムエッサイム!」とその後に続きます。この「エロイム エッサイム」は18世紀の黒魔術の魔導書『黒い雌鳥』に出てくる呪文で、ヘブライ語の「エロヒーム イッシーム(炎の神よ)」が訛まったものだと言われている。
炎の神、、、これは仏教の
不動明王、日本神話のカグツチ、ギリシャ神話のプロメテウス、あるいはインド神話のアグニ(イグニス)かもしれないが、これはヘブル語であることからヘブル人の神である筈なので、バアル神やその蘇りであるフェニックス(不死鳥)を指しているとオイラは睨んでいる。(ふふふふ)
悪魔くんの場合、アニメ版の主人公・
埋れ木真吾版が最もメジャーですが、実写&漫画の初代・松下一郎版が最もいいですね。白黒実写版は実にオドロオドロしいだす。またマンガの方も水木ワールド全開の絵柄でグーだすよ~。
主人公の松下少年は
1万年に1人という天才児で救世主という設定。
性格は冷静かつ冷酷。魔法を使える。電機会社の御曹子で家庭教師を生贄にして古代の異邦人(メフィスト)を蘇らせる事に成功。そのカリスマ性を活かし学校の演説で子供達を服従させる。更に魔法の箒に乗って空から「洗脳する薬」を撒き東京中の子供達を洗脳、独立国家を作って自衛隊と戦った。
腐りきった世の中を全人類が幸せに生きられる平等な理想社会を築く為に「千年王国計画」を打ち立て国家転覆を画策する。その為には悪魔の力が必要と考えている。それ故、クラスメートから「悪魔くん」と呼ばれているのですが、この主人公の設定は作者の水木しげる氏が経済的に困窮していた時に子供の出産、大蔵省から土地の立ち退きを迫られ、弁護士もソッポを向いた頃に書かれたもので、世の中への不満を「俺が悪魔のような力をもっていたら大蔵省だって弁護士だって質屋だってなんだってやっつけられるんだ そして苦しんでいる善良な人々を助けることだってできる」と主人公に託したという。

(一つ目マネキン、、、ダイダラボッチを暗喩か?)
政府の福島原発事故での
棄民的政策をみても分かるように、この国の権力機構は水木しける氏が感じたように「冷徹」である。これを打ち砕くには、より強力な力を持つ悪魔と呼ばれる敵対者(サタン)に頼りたくなるってもんです。
この1万年に1人現れるという
東方の神童を待ち続けて400年を生きた老人がファウスト。松下少年に悪魔を召喚法と「ソロモンの笛」を与え、
「現世は夢になり、夢は現世になる」という意味深な言葉を残しその生涯を閉じた。
※註 この「東方の神童」とはユダヤの古書「ゾハール」に「東方に神童が現れて地上天国をもたらす」とあるとマンガではされていますが、博学な水木氏のこと故、「エロイムエッサイム」同様、元ネタがあって本当にそう記されているのかもしれません。これはヒトラー予言で「永遠の未成年者の実験場」とされる東方で生まれる超発達児(超人類?)のことかもしれない。で、それは紅顔の美少年の姿として描かれるルシファー(艮の金神・蔵王権現・バアル・大魔神)でしょう。これがラビバトラがいう「東洋から光が、、、」のことか? ならば「東原亜希」で暗喩される内容はは「東方の豊葦原がアジアの希望」とも解せられるが、、、(爆)その他にも、悪魔くんの周りには八仙人という
蓬莱島の崑崙山に住む八人の仙人や12使徒の協力者がいた。12使徒の主だったメンバー(埋れ木版アニメ)には、第ニ使徒の「ユルグ」という狐の妖怪、第四使徒のおかっぱ髪の小柄な少女「幽子(ゆうこ)」、第六使徒の百の目を持つ「百目」、第九使徒のインド出身で象顔の巨人の姿の「象人」(ぞうじん)らがいた。
煩悩くんは決して「悪魔くん」ではないのですが(爆)、オイラはオコツトが述べる「現世と形而上世界(夢)」の連続性とそれらが6500年毎に転換し「ヒト→シト(変換人)→ヒト→シト(変換人)」に交代していくという「変換人型ゲシュタルト」に感銘を受けていますので、このファウストの言った
「現世は夢になり、夢は現世になる」という内容に深く共感します。
更に、地の底にいる牛の角を持つ「バアル=蚩尤(しゆう)=大魔神」の
悪魔的な「鬼」の力を熱望し、その蘇りである
「炎の神=エロイム・エッサイム=フェニックス」に帰依している。
※註 「ヘルモン山の主」がバアルですが、このヘルモン山は旧約聖書におさめられたユダヤの歴史書『歴代誌』ではヨルダン川東のマナセ族の居住地とされる。これ故にマナセ族はバアル(バアル・ハンモン)を拝んでいたのです。このマナセ族の末裔が夏王朝を作った羌(チャン)族という東夷人であり、その流れは徐福東渡を通じて日本列島に到達している。また、過去記事で書いてきたように、アヤパン似の
タルパの創造(現在はアスカ似に変更中だがw)、九尾妖狐(ダキニ天)を描いた「九尾ケーキ」を食べて人柱力化したり、無数の目を持ち人の死を司るイスラムの大天使アズラエル(アズラーイール)を守護天使としたり、ガネーシャに帰依して「ピンクガーネーシャ奉賛会」(現在休止中w)を立ち上げしたりしていた。
彼らはオイラの
使徒なのだす~っ!!!
そして、悪魔くんが使う最強の武器(実写版)が
アロンの杖。このアロンの杖(モーセの杖)は煩フルで頻繁に取り上げる最重要ワードでもあり、語り部がいうところの「草薙剣」(海凪の杖)ですね。オイラはこれを是非手に入れたいと常々思っている(爆)。

(蛇がからまるアロンの杖)
う~む、何かやってることが思いっ切り
シンクロしている(滝汗)。。。以上のことから、『悪魔くん』には非常にシンパシーを感じるのだす。
スポンサーサイト
コメント
RALLY NEW WAVE
2012/11/23 11:06 URL 編集返信さすが、22の大魔神です。・・・フフフフ
のんびり
2012/11/23 21:35 URL 編集返信実写版の悪魔くんは“山田真吾”です。
悪魔くんは「松下一郎」「山田真吾」「埋もれ木真吾」の3人がいるのです。
「山田真吾」君は、少年マガジン連載の漫画版『悪魔くん』の主人公でもあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/悪魔くん
山田ひろし(雅号)
2012/11/24 11:31 URL 編集返信主人公の名は“伊藤真吾”。
悪魔くんは、少なくとも4人いたのです。…orz
修行がたりん!>俺
山田ひろし(雅号)
2012/11/24 12:36 URL 編集返信2009年に会員制となり、全く見れない状態に…
その方のサイトが、なんと次元上昇を目前に
控えたからか、『緊急告知』を発信★
大好きだったサイトだけに、嬉しくて嬉しくて!
過去記事も面白いです☆
まずは緊急告知を順番にどうぞ☆
【温故知新・2012年アセンションに向かって】
http://sungod2012.blog96.fc2.com/?m&cr=d2cf9e6b6920d7b307629ebe1c9b4a6e
ユミエル
2012/11/28 08:06 URL 編集返信