ルルドの泉で有名なベルナデッタを知っていますか?
ルルド(Lourdes) は、ピレネー山麓のフランス側の人口15000人ほどの小さな町ですが、ここに有名なルルドの泉があり、気候のよい春から秋にかけて世界中から巡礼者がやってきます。
そのルルドの泉の発見者(?)というのがベルネデッタなのです。

1858年2月、村の14歳の少女ベルナデッタ・スビルーが郊外の洞窟のそばで薪拾いをしているとき、「無原罪の御宿り」と名乗る白い輝く婦人が出現した。
お告げに従って地面を掘ったら、泉が湧いた。これが「ルルドの泉」です。
村の人々は最初は嘘だと相手にしなかったが、婦人はこの少女の前に18回も姿を現し、やがて、村では「聖母」が現れたと評判になったのです。
その事件があった後、そこには大聖堂が建てられてました。
1866年、彼女はヌヴェール愛徳修道会の修道院に入り、静かな一生を送ったのですが、死後、彼女の遺体はまったく腐敗しなかったのです。遺体は1909年、1919年、1925年の3度の公式調査でも、全く防腐処理されていないことが確認されています。

現在では、過去の調査の影響で皮膚の黒ずみと鼻梁と眼窩が落ち窪みなどのため、顔と両手に精巧な蝋製マスクが被せられています。
今も、当時の服装のまま、眠るようにヌヴェール修道院に安置されています。
先の「聖ヤヌアリウスの血の奇跡」でも、遺体が腐敗しなかったという話をしましたが、キリスト教関係には、この手の奇跡譚が多いですね。
ヤッズ★もローマ市内の教会で、腐敗しない遺体が安置されているのを見たことあります。
そこは、別段、大げさに飾っておらず、ふと足元の壁に嵌め込まれたガラスを覗いたら遺体があったので、ギョエーッって叫びました(笑)。
心の準備なしに、いきなり、そんなもの見せるなっちゅうの!
何故、遺体が腐敗しないか?
ヤッズ★は、物質は精神エネルギーが現実に現れたものであるとういう立場をとっており、この立場から説明してみます。
キリスト教の教義には、信仰により不死すなわち永遠の命を得るとあるので、この信仰、信念、想念がこのような遺体が腐敗しない事象を起こしているのではと考えます。
つまり、信仰により原型世界にベルナデッタの思念が強く刻まれているから、起きていると思うのです。
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