スサノオ発動

夕食時にカミサンが、今、町内で伊勢神宮の天照大神の神札を集団購入しているので、買うかどうかを聞いてきました。

そういえば、伊勢に行った時は月読宮の神札は買ったけど内宮のは買って来なかったなぁ。。。。。という話から始まって、最近見たアニメ『NARUTO疾風伝』にまで話が及び、万華鏡写輪眼を開眼した「うちはイタチ」は、左目で「月読(ツクヨミ)」という異空間幻術を発動し、右目では「天照(アマテラス)」という対象物を灰じんに帰すまで決して消えない黒い火炎を発動する。そして両目の術が発動可能になると自然に「素盞鳴(スサノオ)」という十拳剣(とつかのつるぎ)を持つ絶対防御の火炎神の術が発動可能という前回放送分に沿った話をしました。
※註 月読宮に行った時、カミサンが「ツクヨミ」と発音した時、宮司から「ツキヨミ」と訂正の突っ込みが入った件を思い出します。わてらアニメの影響受けすぎです。(爆)。

スサノオ
動画 7:00頃からスサノオ発動

おおっ、ならば「月読」の神札を右側、「天照」を左側、中央に「素盞鳴」を納めれば、、、、
もしかして、、、、、

ヤッズ★家にも、無敵のスサノオが発動するか!?(爆)

封印された神のお出ましです。
とカミサンとJr.と3名で盛り上がってました(超爆)。

もう天照大神の神札、買うしかありません(笑)。

で、問題は中央に設置するスサノオ神札です。
これをどこで手に入れるか?なのです。

スサノオを祀った神社といえば、津島神社、八坂神社が有名ですね。津島神社(建速須佐之男命)の神紋は「木瓜紋」で織田信長と同じですが、事実、織田氏の崇拝が厚かったから織田氏が自らの家紋に採用したといいます。また、八坂神社は新羅の牛頭山に祀られる牛頭天王を祀り、昔は「感神院祇園社」という天台宗の寺院だったそうです。
※註 スサノオの場合、やっぱ本命は「須佐神社」(出雲市)でしょうなぁ~

でも、さすがに京都はチト遠い。。。。
やはり、、、岐阜県寄りの「津島神社」(愛知津島市 570年創建)だろうか???
※註 縁起によれば、津島神社は紀元前3世紀、最初「対馬」(旧称 津島)に留まり、その後、現在地の近くに遷座して来たので、この地が「津島」と呼ばれるようになったという。これが本当なら、スサノオ神は半島系の起源を持つ神になるのだが、、、、果たして、、、、

津島神社は津島信仰という言葉がある程で、末社の数も3000社と非常に多いのです。しかし、延喜式神名帳や国史にもその名が載っていないことから、実際の創建は意外と新しく「藤原(北家)摂関政治」時代(866~1068年)ではないだろうかと推察されています。

なぁ~んだ、意外と新しいじゃないか!
しかも、この創建縁起の内容からみて、改竄歴史の補強の為に創建された感じがする。。。。
※註 八坂神社も津島神社も新羅の牛頭天王を祀っている。

しかし心配には及びません。
東三河は、遠州式銅鐸が出土することから太古から出雲王権との繫がりが深く、また「物部王国」と呼ばれるように実はスサノオ系の神社が多い地域なのです。例えば、三河大野・赤引き郷のスサノオ神社とか、蒲郡の素盞嗚神社とか、豊川の進雄(スサノオ)神社、北設楽郡の須佐之男神社、、、名前が付く事に拘らなければ、手筒花火発祥の吉田神社(旧名・天王宮牛頭天王社)とか、、、たくさんありますので、ここで神札を手に入れればいいのです。

しかしそれらの神社の縁起を調べてみると元々は牛頭天王社であり、神仏習合時に仏教系の牛頭天王がスサノオに習合されたものが多いです。しかも神社は小さく神札扱ってなさそうです(汗)。もっと古くからある神社でスサノオを祀ったところは無いものだろうか?少しぐらい遠くても神札貰いに出かけるのだが、、、、

そんな中で眼に止まったのは、「八名東頭神社」(やなとうづ)という神社です。

石巻町字東頭( 旧八名郡金田村)と近場にある村社、郷社の小さな神社です。更にこの地域は奈良県三輪山の元山である「石巻山」が目の前にそびえ、その南麓側にあるのです。反対側の石巻山北麓側は、昔、「神々村」と呼ばれていて、天皇がいたという伝承のあるところです(地名に御所、的場、馬場などが残る)。石巻絡みなら神札を貰う場所として申し分ありませんね。

しかも、この神社名を短絡化すれば、八頭(ヤッズ★)!!!(爆)
※註 HNは「八頭身」からのネーミングです(爆)。実は、ヤマタノオロチからです。

う~む、こりゃ~、そのまんまヤッズ★神社じゃあ~りませんか。
※註 しかも祭神がスサノオであり、ヤマタノオロチと関係がある点も限りなく嬉しい。

八名東頭神社は明治39年(1906)に火災に遭って棟札や資料を焼失している為、その詳細はよく分かりませんが、縁起では天智天皇元年(668)に素盞鳴命(スサノオノミコト)を祀り、「石巻大明神東頭宮」と称したのが始まりだといいます。古代の古道「鎌倉街道」沿いにあり、石巻山の「夏至の日の出の遥拝所」でもあるのです。しかも古代の盤座・石巻山を拝する場所であることから、その創建は言われているよりももっと昔に遡れそうです。

古さの点でも及第点です。
※註 この八名東頭神社の神紋は津島神社と同じ「木瓜紋」です。津島神社が藤原摂関時代創建に対し、こちらの方が668年と遥かに古い。しかも、文献を見る限り、600~700年の頃の古代において、この地域ではまだ天照より以前の神々が勢力を持っていたことが窺えるといいます。668年創建というのも、実は大和朝廷の藤原不比等らによる祭神変更政策を受けてのことかも知れません。逆に言えば、その創建はもっと遡れるかもしれない。ひょっとして、ひょっとすると、、、ここは津島神社の元宮なのかもしれない。(少し妄想し過ぎかw)

また、境内に建つ稲荷社は「亡くし物の願掛け」に霊験あらたかで崇敬を受け、氏子の神社崇拝も厚く、境内で毎年「手筒花火」を奉納する行事があるといいます。こういう点でも及第点ですね。

しかも、霊験は「亡くし物の願掛け」です!!!
あなたなら何をお願いしますか?

ヤッズ★なら、「神だった頃の記憶」でしょうね(爆)。

手筒花火01
註 この手筒花火の発祥地の本家争いは「吉田神社」と徐福来日伝承の「兎足神社」ですが、この花火を上げる祇園祭りは別名「天王祭」とも言って牛頭天王(スサノオと習合)に対する奉納なのです。スサノオとは天武天皇をモデルにした伝承であると語り部は言いますが、天武と縁の深い東三河ならではの祭りだと思います。

石巻山自体が修験道の聖地であり天狗伝承もあります。しかも石巻山の近くで手筒花火を奉じるのはこの八名東頭神社だけです。もしかしたら、ここがハリーポッターで有名な「試合に負けると箒を燃やす」というアジア唯一のクィディッチ・プロチーム「豊橋天狗」の本拠地なのかもしれん(爆)。
※註 上のスサノオ動画の中でスサノオは天狗型をしたの炎の鎧をまとっていますが、実は、スサノオ、天狗、火炎(=花火)は分かち難い関係なのです。江戸時代の百科事典『和漢三才図会』では、スサノオが吐き出した猛気から「天逆毎姫」が生まれ、これが獣の首と人の体を持つ天狗神なのです。また、『先代旧事本紀』ではスサノオの息から「天狗神」が生まれたとあるのです。

もう決まりですね(笑)。
よし、ここの神社の神札貰って三柱を完成させよう!!!

でも何故、「東頭」というんでしょうか?
別に「八名素盞鳴神社」でもいい筈なのに、、、、、これは何かある!!!

推察するに東頭は「とうとう」とも読め、「トウトの神」「トトウの神」とも呼ばれる「遠戸神」を意味しているのではないでしょうか? 「遠戸神」は「近戸神」に対するものであり、ここでは「遠戸」は目的の場所を示す意味で使われておらず、「手の届かない....」という感じであり「遠目に眺める....」という意味合いで使われているのではないでしょうか。よくよく考えてみると、東頭神社は石巻山の南麓に位置する為、「東」という言葉使いは少し変ですよね。やはり、元々は「石巻山を遠目に望む」という意味合いだったのでしょう。更に深読みすれば、この「遠戸神」は「手が届かない→遠くに去って行った」という意味合いから「門客神」にも通じ、「封印された神」を指し示しているのかもしれません。

ますます好きになりました。

更に深読みをすれば、出雲王権のあった鳥取は「トトリ」(アイヌ語で「藪の高地」の意)と呼ばれていたと語り部が語っているように、出雲王権とも何らかの関連があったのかもしれません。他に似た名前の神社では「唐土神社」(とうど)がありますが、こちらの神社は主に山梨県に分布(5社)しており、祭神も同じく素盞嗚命です。「トウト」という名称と「スサノオ」は限りなく密接な関係がありそうです。

しかし、妄想をもっと逞しくすれば、、、、、

「稲荷」がイエスの罪状書き「INRI」から来ていて「八幡」がヤハウェを示しているのと同様に、この神は遠く中東・エジプトから来たのかもしれません。(マジ顔)

「トウト(遠戸)」とは、、、、実は、トート神のことかもしれない!(超爆)
※註 スサノオはどこいったんじゃ(爆)

トート01
(トートはガルーダと同じともいうがカラス天狗にも似ている。天狗神の定義は「獣の首と人の体を持つ者」なのですが、この定義からはトートも天狗となりますね。)

トート(Thoth)は古代エジプトの「学問・知恵・筆記者の守護神」ですが、今から12000年前にアトランティスに王として降臨した偉大な神霊であるといいます。また、ピラミッド・テキストではトート神は「三重に偉大」であると表現されています。

つまり、チョ~偉大な神なのです。

錬金術ではヘルメスとトート神が同一視されトリスメギストス(三重に偉大な者)となり、実は預言者エノクのことを指しているといいます。更に錬金術で有名な「賢者の石」とは「カッバーラの叡智」の象徴であり、古代ユダヤの伝承では強烈な光「ゾハール」(ツォハル)として描かれています。ゾハールとは光や輝きを意味するヘブライ語ですが、ゾハールから放たれる光は単なる物質的な光ではなく、それは「カバラの光」であり神界の意思が通っているという。そして、この光の結晶石は封印された「火打石の箱」の中にあって、クフ王がトートの聖地から持って帰ってきたといい伝えられています。
※註 ノアの箱船でも船内を明るく照らすために大量に積み込まれたという

カバラでは、各個人のゾハール(光輝)発現が重要なことだと考えています。
それに至る意識変容の手順を卑金属から貴金属に至るとして象徴的に示したものが錬金術だったのです。

グノーシスではこういいます。

我らは天から落とされたこのさかさまの地獄でもがき苦しみ、
いつしか輝かしき魂の光を失い、暗黒の中に輝き全てを腐敗させていく。
我等はデミウルゴス(虚偽の造物主)によって築かれた世界、
魂を腐らせる幻影と虚偽のこの世界から、
真なる天の霊智を得る事で魂のゾハール(光輝)を取り戻さねばならぬ。
この世界を創造したのは、至高ではない。
この世界を創造したのは偽の神々達、虚偽の聖霊であるアルコーン達に過ぎぬ。
世界の創造、それは至高の霊智であるソフィア<はじるす的女性根源>が
現象世界の下位の階梯へ流出していく過程で、
誤って産み出された存在であるアルコーン達による世界創造であった。
造物主が不完全がゆえに、この世界もまた不完全であり、完全なる至高の魂、
アルコーン達が持てぬ輝かしき至高を肉に封じられた存在である人は苦しむのである。


つまり、この世こそ封印そのものだったのです。

この封印を解き、ゾハールを発現することが、トートという「隠された偉大な叡智」の再登場であり、それを象徴的に表現したのが献金術の「賢者の石」だったということなのです。これは「岩戸開き」のようにも感じられます。

この記述を読む限り、、、、、

賢者の石=ゾハール=グノーシス=仏性=岩戸開き=神だった頃の記憶

であると読めてきました。
そ、そっか~、これはトート神社の霊験「亡くし物が見つかる」にも繋がる。。。(爆)

さらに、このトート神社をいろいろ聞いたり調べているうちに、この神社地区は、じ、、実はヤッズ★家の祖地(本貫)だったということが判明したのです(唖然)。

な、、、、なんちゅうシンクロなんじゃ~
まぁ、シンクロというよりは「トートの神」に呼ばれたという方が正しいのかも。。。。

ヤッズ★(八頭)というハンドルネームを付けたことも、、、、謎の洞察という真実追求ブログを立ち上げることを決めたのも、、、、ホピ予言の「青い星」を調べていくうちに刑部女史を知ったことも、、、、その女史が石巻山でビジョンを受けた話が基点となり石巻山の不思議さに触れ東三河の過去の歴史にの調査にめり込んだことも、、、、そして、その石巻山が徐福の目指した神仙の地であり、東三河が封印の地であったことを知ったことも、、、、(記事には書きませんでしたが)語り部が語る内容の中に、本宮山一帯から八名郡に住み着いていた徐福末裔らの「君子国」(大漢国)を侵攻する為に百済系の後期大王族(エフライム系・下宮)である倭讃王君(景行天皇モデル)の上陸地点である豊田市亀首に一時期住んでいたことも、、、、『NARUTO疾風伝』から月読と天照とスサノウの関係を知り、スサノウの神札を求め調べているうちに「八名東頭神社」に辿り着いたことも、、、、

全ては「祖先の地」に収束する為に予め仕組まれていたということなのか?!

これは絶対行かねば、、、、
※註 引き寄せの法則発動中の筈が、、、、引き寄せられている(笑)

トートバッグ01
(八名東頭神社のトートバック)
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コメント

コメント(3)
No subject
はじめまして♪
鳥取県八頭郡八東町(やずぐん・はっとうちょう)出身の
かぎやと申します♪
機織の神様を検索中にたまたま辿りつきました。

ブログをここだけしか拝見しておりませんが
あまりにも八頭郡(昔の地名は八上~やがみ・やかみ)の関連の単語の羅列に感動してコメントに書かせていただきました。

簡単に申しますと
八上には・・
・天照大神が冠を置いたとされる岩があり、伝承がいくつか残る
・月読さまを祀る神社がある
・スサノオさまを祀る神社がやけに多い
・八上姫を祀る神社(売沼神社)の社は烏天狗と思われるものがあり、修験道の関係を思わせる
・船岡、若桜という地名がある
・物部王国だったらしい。愛知の物部との関連を指摘されています
・八上には白兎神社があります。その集落の名は福本
・八上の瀬織津姫を祀る神社の集中率は全国一・・と、全国の瀬織津姫の神社を訪ねられている音楽家の山水治夫氏(通称ヤンズさん!)はおっしゃっていました

・・・私は、まだまだ知識は浅く、はっきりといえることは少ないのですが、
初めてなのにこんなに書き込んで申し訳ありません。
何かの参考になれば幸いです♪

かぎや

2010/05/10 23:04 URL 編集返信
No title
日本古来の神を名乗るものが語りかけてきたときに、さすがに私の頭もいかれたかと思い、「第二の江原を探せ」に出てた荒川靜さんに見てもらったことがあります。そのときの彼女の審神でトト神と呼ばれる存在であると言われたことを思い出しました。大変興味深い情報をありがとうございました。

ひろ

2010/12/24 21:23 URL 編集返信
ひろさ~ん♪へ
フィギアで有名な荒川靜さんが霊視?(爆)と気になったんで、「荒川靜」でググッてみたら、どうもひろさんのブログに行き当たったようです。あの有名な占い師が「青山のAさん」が荒川靜だったんですね。

神に指示されて磐座だけの神社建立を企画されているとか、、、とても興味深い内容のブログですね。

磐座設置場所は石巻山山頂などは、どうでしょうか?
今のところ、山頂は岩場だけの自然の磐座ですが、岩場には大きな注連縄が付けられています。
(確か注連縄あったらダメでしたねw)

http://blogs.yahoo.co.jp/hemulen_civa/31217525.html

この石巻山山頂から夏至・冬至・春分秋分の際に昇る太陽を礼拝する八名東頭神社、石巻神社下宮、光道神社に囲まれた古くからの礼拝で「三輪」の地であり、奈良の大神神社の元宮の地でもあります。中腹にある奥の院には六芒星のマークが刻まれた鏡が飾られていますが、山腹以上は急にゴツゴツとした岩場に変わる為、五芒星の地でもあるのです。

この特徴的な概観を持つ石巻山は、外へ外へと反復振動する「火」のエネルギー(男性原理)である五芒星と、内へ内へと反復振動する「水」のエネルギー(女性原理)である六芒星の2つのエネルギーが交差する日本唯一の場所だといわれます。
(地元人間の手前味噌の内容ですw)

ヤッズ★

2010/12/25 17:11 URL 編集返信
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